Haiku 一日一句 2017-10-20 蟷螂(かまきり)

この番組では、毎日その季節にあった俳句を一句取り上げていきます。

秋の季語 蟷螂(かまきり)

蟷螂(とうろう) や いぼむしり とも呼ばれます。

語源は鎌を持ったきりぎりすが略されてかまきりと呼ばれるようになったらしいです。害虫を食べてくれる益虫で、その食べ方も、前脚を使って獲物を捕らえながら食べるため、そこが句で詠まれたりします。

今日の一句

息詰めて見る蟷螂の食ふものを  右城暮石(うしろぼせき)
普段日常生活だとあまり見ることはありませんが、生き物が捕食している所を見つけた句ですね。”息詰めて”と使うことで、作者自身が登場して、その成り行きを見つめている緊迫した雰囲気によって周りが何も見えずに、ただその食べている行為だけにフォーカスしている情景が浮かんでくる句ですね。

参考