Haiku 一日一句 2017-10-21 とろろ汁

この番組では、毎日その季節にあった俳句を一句取り上げていきます。

秋の季語 とろろ汁

とろろ単体でも秋の季語として使えますが、俳句では「とろろ汁」を秋の季語として使うことが多いです。粘り気の部分を使ったりして、色々な表現ができそうな季語です。

今日の一句

夫死にしあとのながいきとろろ汁 関戸靖子(せきどやすこ)
一緒に寄り添った夫が死んだ後も自分だけは長く生かされている、そんな、なんとも言えない部分をとろろ汁という言葉で表現することで、暖かみも生まれてくる句ですね。
句中では夫という漢字を書いて”つま”と読んでいます。もともと、”つま”という言葉は夫婦や恋人がお互いに相手を呼ぶために使われていて、俳句ですとよく登場する言葉です。

参考